わたしと車

父親の車に小さいころからほぼ毎日乗っていたので、いつのまにか車が好きになりました。父はずっとアコードの代替わりに乗っていたけど、黒の3ナンバーのインスパイアが自分の仮免も練習させてもらった車で、後ろも前も、見た目もアコード中で一番好きでした。

 

そんなふうで、スペックはあまりよくわからないけど、見た目のカッコよさのこだわりは私にはあって、初代のユーノスロードスターが私の免許をとった後の最初の車になりました。たぶん、アコード続きだった父も一回FRに乗ってみたかったから買ってくれたのかなあと思っています。

 

ロードスターは、アルミもインチを上げて、BBSのメッシュの中古を譲ってもらって夏に履いたり、FDのウイングをつけたり、海外の通販でmiataホワイトメーターパネルを取り寄せしてメーターを外して自分で交換したり(なんだかこのへんでやめよう)、、ワックスも自分でかけて自分で洗ってすごーく大事に乗ってたのですが、3.11で廃車になってしまいました。でも、98年にうちに来たから、13年近く乗ったかな。もっと写真撮っておけばよかったなと思います。

 

だから、英文翻訳の勉強をしようと思って通信教育を探した時に、広島に事務所がある会社の「自動車技術翻訳コース」を選んで受講したのです。今はもうこのコースは開講していないようですが、いろいろとためになりました。

 

最近は維持にお金もかかるし、車を持たない、あまり乗らない人が増えてきているニュースがあります。でも私は、運転が好きだし、ボタンで起動するクリーンで静かな優等生のコンピューターのハイブリッドより、見た目も中身も鍵さしてエンジンをかけるようなちょっと昔のアナログな車のほうが好きです。いいなーと思うのはぜんぶ中古車になってしまいました。時代に逆行してますかね。写真は平成6年の10万台達成キャンペーンの時に、ディーラーに行ってもらってきたロードスターステッカーと新聞の切り抜きです。