これまでの多くの勤務先の仕事内容については「多能性造血幹細胞に関する・・」や「S-1術後補助化学療法後再発・・・第Ⅱ相臨床試験」や「反復着床不全例に対する・・・検査の有効性」など相当専門的な内容を扱わないといけない職場でもちろん中身については理解できなくても秘書としてできる仕事なのですけれど、やはり会議の議事録や先を見たスケジューリングを行う上で、理解していなければいけないところも最低限あり、最初本当にとても大変でした。
しかし、研究費申請書類の作成補助をする場合は別として、内部会議の準備をする側、セミナーや公開講座などを主催する側としては当然その全ての会議やセミナーに参加していなければいけないわけで、「その場」に必然的にいるということになっていて、だんだん聞きなれない言い回しでも、何となく聞き慣れてくる、中身はよくわからないけど今日の会議の目的は大きく捉えるとここだからこれは大事なんだなと実感として体感できるようになりました。逆に考えれば、その専門の人しか入れないような会議を、聞くことができたというのは貴重な経験だったのではないか、と思うようになりました。
世の中、専門的なことはとても深い領域においてたくさんの専門家がいると思います。でも内容がわからなくても、その専門のスペシャリストではなのですから代入して考えてみればいいのです。私の場合は仕事を滞りなく早く間違いなく流すことだと思っていたので、「なにが、どうで、誰に、いつまで、どうする」プラス、自分がついている先生は何が準備してあれば面倒くさくないかなあ、ということがわかりさえすれば、学校のテストではないのですから分かりそうな誰かに礼儀を持って聞けばよいのです。逆に、公開講座みたいな仕事ではいかに、専門家の話を一般的にわかりやすく理解してもらえるかをアピールするためにも専門家以外の視点は必要な存在だと思います。
そんな経験があったこともあり、今まで参加したことがないけれど興味がある会には時間の合うものには極力出席してみようと思っています。触れる回数が多ければ、思考が慣れて、アイデアも出てくるはずです。行けると思ったので今日は郡山のインバウンドJETROセミナーに参加してきました。旅行の内容は今まで私の中に蓄積がないものですが、接遇の内容もあり、統計的な資料も大変参考になりました。またいろいろ参加して、自分のできる部分として加えていきたいと思っています。
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